脳動静脈奇形の症状|脳動静脈奇形は治療を行うことで完治することができます

脳動静脈奇形の主な症状とは?検査から手術、そして術後までの流れ

脳のイラスト

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脳動静脈奇形の症状

脳動静脈奇形は、比較的発症率の低い疾患ですが、発症してしまうととても危険です。静脈と動脈がぐるぐると絡まってしまい、脳出血を起こしてしまう可能性もあるので、早めに発見し、治療を行うことが大切です。そこで、脳動静脈奇形で起こる症状を、ランキング形式でご紹介します。

脳動静脈奇形で起こる症状ランキング

no.1

脳出血

第1位は「脳出血」です。脳出血とは、脳の中にある血管が破裂し、穴が空いてしまうという症状です。穴が空いてしまうと血管から血液が流れ出てしまい、とても危険な状態になります。この際に出血の量が多いと、意識がなくなってしまったり、最悪の場合は死に至ることもあります。そうならないためにも、普段から自分の体調がおかしくないか、注意する必要があります。

no.2

くも膜下出血

第2位は「くも膜下出血」です。くも膜下出血が起こるのは、脳の周りのくも膜下腔という場所です。この「くも膜」というのは脳を包んでいる3つの膜のうちの1つで、真ん中にある膜です。脳動静脈奇形の他にも、脳動脈瘤や外部からの衝撃が原因でくも膜下出血が起きてしまう可能性もあります。このくも膜下出血が起こった場合には、急に激しい頭痛が起こります。死亡率は再出血を起こしたときは約50 %、再々出血後ともなると約80 %以上です。病院へ行くのが遅れてしまうとどんどん悪化してしまうので、早めの対応が必要です。

no.3

てんかん

第3位は「てんかん」です。脳機能障害により起こるもので、一時的に起こるけいれんを2回以上繰り返す状態をてんかんといいます。このてんかんの致死率は高くはありませんが、脳に何らかの異常が起きていると考えることができるので、すぐに病院に行き医師の診断を受けるようにしましょう。脳動静脈奇形が原因とも考えられるので、放置は厳禁です。

no.4

頭痛・吐き気・嘔吐

第4位は「頭痛・吐き気・嘔吐」です。普段から偏頭痛などのある方は気づきにくいかもしれませんが、こういった症状は脳動静脈奇形やその他の脳の疾患の可能性もあるので、一度しっかりと検査を行うことをおすすめします。

no.5

片側麻痺・感覚障害

第5位は「片側麻痺・感覚障害」です。このような症状が出た場合は、脳出血やくも膜下出血の可能性もあるので、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。また、他にも話しづらさや視野が狭まるなどの症状も出てくる可能性もあるので、何かおかしいと思ったら自己判断はせずに医師に相談しましょう。

脳動静脈奇形の症状

婦人

脳動静脈奇形とは

脳動静脈奇形とは、脳の静脈と動脈が変形した血管の塊を作ってしまうものです。この症状は生まれつきのもので、発生する方はそれほど多くないですが、発症すると脳内の血管が出血してしまったり、けいれん、頭痛などの症状が起こります。また、脳動静脈奇形は、脳動脈瘤と合併してしまう可能性もあるので、しっかりと計画を立てた正確な治療を行う必要があります。

治療を行う前に

脳動静脈奇形の治療を行う前に、MRIなどの機器を用いて脳の状態を撮影します。その画像を元に、脳動静脈奇形が置きてしまっている場所のサイズや状況の確認を行います。そして、カテーテルを挿入し、造影剤という液体を入れ、脳動静脈奇形の血液の流れなどを見ていきます。ここで、更に詳しく検査を進めていくのです。

手術から術後まで

手術を行う際、全身麻酔が行われるケースがほとんどです。なぜなら、手術中に脳内出血を起こしてしまった場合に即座に対応することができるからです。それから、手術を進めていき、能動衝脈奇形の部分の治療を行います。手術後は、脳出血の発症に充分な注意をしなければなりません。脳出血の可能性が高い場合は、血圧を低くし、数日間安静に過ごすことになります。脳出血の可能性がそれほど高くない方の場合でも、手術後の2日間は、ほとんど起き上がれないことが多いです。それから少しずつ起き上がって体を動かすことができるようになります。

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